痩身エステに通うなら、自分に合ったメニューを選びたいですよね。
キャビテーションという名前は聞いたことがあっても、どんなものなのかよくわからない、という人も多いはず。
ここでは、これからエステでキャビテーションを受けてみたい人に向けて、キャビテーションのしくみや通うペースなどを解説します。
料金の目安や、サロンを選ぶときのポイントも紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
サロン経営10年の経験があり、愛知県でエステの講師をしている専門家(執筆当時)が解説!
※この記事は、専門家(執筆当時)に執筆していただき、2018年に公開したものです。キャビテーションのしくみは、エステサロンで一般的にされている説明をもとにしています。エステは医療ではなく、感じ方や変化には個人差があります。
※文中の料金の目安は、執筆当時のものです。今の料金は、各サロンの公式サイトで確認してください(記事の内容は2026年10月20日に見直しました)。
キャビテーションのしくみ
キャビテーション(cavitation)とは、日本語に訳すと「空洞化現象」という意味になります。
「空洞化?ダイエットと関係あるの?」
と思う人も多いかもしれませんが、痩身エステでいうキャビテーションは、超音波を使って、液体の中に小さな気泡ができる現象を利用したマシン(またはその施術)のことをいいます。
ちょっと難しいですね。わかりやすく例をあげると、
身近な液体の中で気泡ができるパターンは、2つあります。
一つは、お湯が沸騰したときにできる気泡(泡)です。お湯の温度が上がって、水が水蒸気になることでできる泡ですね。
もう一つは、コーラのびんを開けたときの泡です。お湯が沸騰しているわけではないのに、気泡がシュワシュワ出てきますよね。これは、ふたを開けるとびんの中の圧力が下がるからです。
- 液体が熱せられてできる気泡・・・沸騰(お湯の蒸気)
- 液体の圧力が変わってできる気泡・・・キャビテーション!!(コーラの泡と同じ考え方)
というわけです。
体の中でお湯を沸騰させるわけにはいきませんよね^^
そこで、超音波で圧力の変化を起こすのが、キャビテーションのマシンです!
1秒間に3万回以上振動する超音波を使います
具体的には、キャビテーションのマシンを脂肪が気になる部分に密着させて、超音波をあてていきます。
マシンの性能にもよりますが、超音波の振動は1秒間に30,000回以上にもなるんですよ。想像がつかないくらいの数ですね。
痩身用のマシンには、熱さを感じやすいものもありますが、キャビテーションは熱を加えることを目的にしたマシンではないため、熱さを感じにくいといわれていて、今では痩身エステの定番のマシンになっています。
ただし、感じ方には個人差があります。また、体調や肌の状態、持病などによっては受けられないこともあるので、不安なことは事前にサロンで相談してください。
キャビテーションはセルライトが気になる部分にも使われる
キャビテーションは、太ももやお尻など、セルライトが気になる部分のケアに使われることも多いマシンです。
セルライトは、皮下脂肪が関係して、肌の表面がでこぼこして見える状態のことです。
でこぼこが軽いうちは、マッサージや運動を続けることで、あまり気にならないこともあります。
しかし、そのままにしてでこぼこがはっきりしてくると、食事や運動、マッサージなど自分でのケアだけでは、変化を感じにくくなることがあります。
そうした部分のお手入れとして、サロンでキャビテーションをすすめられることがあります。
キャビテーションは施術中に「キーンっ」ていう音がするってほんと?
キャビテーションの特徴として、施術中に「キーン」という、頭に響くようなちょっと気になる音が聞こえることがあります。
これは、マシンで超音波を肌にあてているときに、骨を伝わって聞こえる音だといわれています。
健康診断の聴力検査で聞く高い音に似ていますが、それをもっと大きく響かせたような感じです。
超音波が体の中で骨に伝わって聞こえる音なので、マシンをあてているときにしか聞こえませんし、聞こえるのは自分だけです。
また、この音は骨に近い部分ほど大きく聞こえる傾向があり、部位によって大きさが違います。
脂肪が多いところより少ないところのほうが、肌から骨までの距離が短いので、大きく聞こえやすいでしょう。
この音は、超音波が届いている目安とされることもありますが、キーンという音が聞こえないからといって、施術がうまくいっていないわけではありません。
キャビテーションのマシンは何種類もあり、マシンによって音の聞こえ方や大きさが違います。
超音波が骨に伝わりにくいように工夫されたマシンもあり、音が気になりにくいものもあります。
音をがまんできるかどうか不安な人は、まずは体験コースなどで試してみるといいでしょう。
キャビテーションはどれくらいのペースで通う?
さて、キャビテーションは、どれくらいのペースで通うのがよいのでしょうか?
■1回の施術で判断しない
ダイエットの目標は人それぞれなので、何回で終わりというものはありません。
施術を受けた直後に「すっきりした」と感じることがあっても、それは主にむくみが関係していることが多く、脂肪そのものが減ったとは限らない、と執筆者は説明しています。
1回の施術だけで判断せずに、続けながら様子を見てみましょう。
■まずは3か月を目安に
執筆者は、最初の3か月は週2回ほどのペースで、定期的にキャビテーションを受けることをすすめています。間をあけすぎずに通うことが大切、という考えです。
こうした説明がないまま、毎日のように通うことをすすめてきたり、逆に1週間以上先まで予約が取れなかったりするサロンは、慎重に考えたほうがいいでしょう。
太ももやお腹など、部位ごとの契約でしたら、3か月間は同じ部位を続けてケアしてもらうのがおすすめです。
毎回部位を変えるより、同じ部位を続けるほうが、変化を確かめやすいからです。
いったん3か月通ってみてから、続けるかどうかや、通うペースを考えるのが無難です。
■施術のあとの生活習慣も見直して
キャビテーションに限らず、食事や運動などの生活習慣が元に戻れば、体型も元に戻ることがあります。施術だけに頼らず、毎日の食事や運動も見直していくことが大切です。
キャビテーションの「相場」はいくらくらい?
サロンでは、キャビテーションだけを単体で受けるよりも、ヒートマットやラジオ波、リンパマッサージ、EMSなど、ほかの施術と組み合わせたコースになっていることが多いです。執筆者も、キャビテーションはほかの施術と組み合わせて受けるのがよいと考えています。
キャビテーションを受けても思うような変化を感じられないときは、ほかのメニューとの組み合わせや、通い方が合っていないこともある、と執筆者は指摘しています。コースの内容をよく確かめてから、サロンを選ぶようにしてくださいね。
料金の目安は、執筆当時(2018年)で、キャビテーションを含む痩身コースが1回90分~120分で15,000~20,000円ほどでした。今の料金はサロンやコースによって違うので、各サロンの公式サイトで確認してください。
回数券や数か月分のコースで申し込むと、1回あたりの料金が安くなることもあるので、カウンセリングのときによく確認するようにしましょう。
無理なく通えるサロン選びが大切
執筆者のおすすめは、最初のうちは週2回ほどのペースで通うことなので、計画どおりに通いやすいサロンを選ぶことが大切です。
料金が高すぎるサロンで契約してしまい、月に数回しか通えないと、計画どおりに続けるのが難しくなります。
また、コースの中にEMSやラジオ波、マッサージなど、ほかの施術が含まれているかどうかも確認しておきたいポイントです。
・予算
・予約の取りやすさ
・コース内容
これらをポイントに、サロンを選んでくださいね。
まとめ
今では痩身エステの定番となったキャビテーションですが、通い方やコースの選び方によっては、思うような結果につながらず、時間とお金がむだになってしまうこともあります。
まずは体験コースから始めて、しっかりとカウンセリングと説明を受けてから契約するようにしましょう。




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