痩身エステのコースを受けると、体にパッドを貼って電気を流すマシンが組み込まれていることがあります。それが「EMS」です。
この記事では、EMSのしくみ、施術中の感じ方、ほかのマシンとの違い、受ける前に知っておきたい注意点をまとめました。
※国民生活センターの発表と、サロンの公式サイトの案内を、2026年10月22日に確認してまとめました。
EMSとは
EMSは「Electrical Muscle Stimulation(電気による筋肉の刺激)」の頭文字をとった言葉です。体に貼ったパッドから電気の刺激を送り、筋肉を収縮させるしくみです。
ふだん筋肉は、脳からの指令で動きます。EMSを使うと、自分で力を入れなくても、筋肉がピクピクと動きます。電気の刺激で筋肉を動かす方法は、リハビリなど医療の分野でも使われています。
エステでのEMSと、受けたときの感じ方
エステでは、お腹や太ももなどにパッドを貼り、横になった状態で受けます。ほかのマシンやハンドのケアと組み合わせたコースの中で受けることもあります。
受けている間は、肌にピリピリとした刺激を感じたり、筋肉がピクピク動くのを感じたりします。刺激の強さは調整できるので、強いと感じたら、我慢せずにエステティシャンに伝えましょう。
サロンによっては、EMSという名前ではなく、サロン独自の名前でメニューにしていることもあります。どんなマシンを使うのかは、カウンセリングで聞いてみてください。
ほかのマシンとの違い
痩身エステでよく使われるマシンの、しくみの違いは次のとおりです。
- EMS:電気の刺激で筋肉を動かす
- エンダモロジー:吸引とローラーで、肌をつまみ上げるようにしてほぐす
- ラジオ波:体を温める
- キャビテーション:超音波を使う
それぞれのマシンについては、こちらの記事で紹介しています。
受ける前に知っておきたい注意点
- ペースメーカーなど医療用の電子機器を使っている人は、電気を使うマシンを受けられないことがあります。たとえばヴァン・ベールは、医療用の電子機器を使っている人を禁忌事項に挙げ、マシンには別に禁忌がある場合もあると案内しています。当てはまる人は、予約の前にサロンに確かめましょう
- 肌が弱い人や、肌の調子がよくないときは、カウンセリングで伝えておきましょう
- 施術中に痛みや熱さを感じたら、すぐに伝えて止めてもらいましょう
自宅で使うEMS機器もあります。国民生活センターが2017年9月7日に公表したテストでは、お腹に水ぶくれができたという相談のEMS機器を調べたところ、絶縁のコーティングに小さな傷があり、電流が集中して痛みや傷の原因になる可能性があるとされました。自分で使うときは、説明書どおりに使い、本体やパッドに傷みがないか確かめましょう。
まとめ
EMSは、パッドから送る電気で筋肉を動かすマシンです。痩身エステでは、ほかのマシンやハンドのケアと組み合わせることもあります。
健康的な体重を保つには、食事と運動を組み合わせることが基本です。EMSは、エステのコースの中で筋肉を動かすケアのひとつとして考えるとよいでしょう。
電気の刺激の感じ方は人それぞれなので、気になる人は体験コースで試して、自分に合うか確かめてみてください。




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