ハイパーナイフ・・・全身痩身向き。ハイフよりも安い。ラジオ波マシンの一種。
ハイフ・・・部分痩身向き。実感が得られる。超音波マシン。
痩身マシンで代表的な「ハイパーナイフ」と「ハイフ」ですが、どちらも燃焼サポートに有効です。
などなど、数々の口コミ(個人の感想です)があって、どちらもすごく効果が期待できて良さそうですよね。
この2つはどんな風に違いがあるのでしょうか。口コミの中には、ハイパーナイフ=ハイフと勘違いしている人も多いようです。
たしかに名前は似ています。
今回は、燃焼サポートとして大人気の2大マシン! ハイパーナイフとハイフの特集です。
目次
「ハイパーナイフ」の特徴と痩身原理
「ハイパーナイフ」というのは、痩身機器に名付けられたマシンの名称になります。
脂肪をナイフでそぎ落とすようなイメージで名付けられた、ラジオ波マシンの一種なんです。
ラジオ波マシンとは、ラジオ波の痩身原理を用いて開発された痩身マシンです。
まず、ハイパーナイフの特徴の前に「ラジオ波マシンの仕組み」を理解しておきましょう。
ラジオ波の仕組み
ラジオ波は、電波の一種です。イメージとしては電子レンジでチンすると食べ物が温まるように、物質は水分子を振動させることで摩擦熱が発生し、温度を上げることができます。
それと同じ原理で、ラジオ波を利用して、燃焼サポートするというのがラジオ波マシンの仕組み。
ラジオ波マシンで施術を受けていると、ちょうどヘッドが肌に当たってるところだけがポカポカ温まります。
脂肪が分厚くて硬い部分は冷えています。
ですのでラジオ波を使うことで燃焼サポートが期待できます。
結果的に、スリムになる可能性が高まり、服選びの幅が増えるのです。
ハイパーナイフの特徴:体の深部までアプローチ
ラジオ波マシンの一種であるハイパーナイフは、通常のラジオ波マシンをさらに進化させた優れもの。
基本的にラジオ波マシンは、周波数が高いほうが効果が高いです。
ラジオ波は通常30KHz~60KHzのものが多いのですが、ハイパーナイフの周波数は1MHzです。
周波数が高い分、温まり方がハイパーナイフの方が断然早くなっているのです。
4cm下までの皮下脂肪にアプローチすることができ、深部からしっかり温めて燃焼サポートします。だから痩せやすいカラダへの変化が期待できます。
そして、画期的なのが肌にあてるヘッドの形状。
普通のラジオ波はペタンとした平らなプレートなのですが、ハイパーナイフは凸凹の突起物がついています。突起物といっても尖っているわけではなく、ツボ押し棒がいっぱいついてるようなそんな感じです。
そのヘッドで脂肪を揉み、大きなセルライトの塊にゴリゴリと強力にアプローチしてくれるわけです。
「ハイパーナイフ」のメリットとデメリット(価格相場含む)
ここで一度ハイパーナイフのメリット・デメリットをまとめて比較してみます。
メリット
○温かくて気持ちがいい施術
セルライトが多いところはゴリゴリちょっと痛いですが、じんわり温まる感覚は癖になるほど気持ちがいいです。
○冷え性・むくみなどをサポートする
温めてほぐすので、毛細血管が拡張し様々な健康効果につながりやすいです。
○継続して受けることで痩せやすい体質に導く
継続して受けるうちに脂肪が柔らかくなり、どんどん脂肪が溶けて体外に排出されるようになります。よって身体が痩せやすい体質への変化が期待できます。
○スッキリする
広い範囲を受けられるので、カラダ全体があたたかく感じます。今年の夏は水着で楽しめちゃうかも!?
○料金がリーズナブル
比較的料金は安めです。サロンによって差がありますが、ラジオ波付の痩身コースは60分で12000円~15000円程度です。
デメリット
○実感を得るまでに時間がかかる
週2~3回、3ヵ月は継続が必要です。
1回だけでもかなり温かさを感じます。しかし1回だけでは体内の水分などが排出されただけです。繰り返し燃焼サポートしてもらうことで、実感を得られるでしょう。
○途中でやめると効果がわかりにくい
脂肪が溶けて体外に排出される前に、施術を受けるのをやめてしまうと効果が出にくいです。少し溶けた脂肪がまた脂肪細胞にくっついて元に戻ってしまうからです。
「ハイフ」の特徴と痩身原理
ラジオ波は電波による温熱効果を利用したものですが、それに対してハイフは超音波により燃焼サポートするマシンになります。
ハイフの大きな特徴は特殊なレンズで、超音波を1点に集約させて脂肪に狙い撃ち。そこに高エネルギーの刺激を与えるという特殊な技術です。
たとえば、人の皮膚などは何層も重なって出来ています。
ハイフは各層に合わせて狙い撃ちできるので、脂肪層のみに照射できます。だから筋肉層や肌の表面などを傷つけることなく、脂肪だけを狙うことができます。
って思うかもしれませんが、イメージ的には光を集めるのと同じ仕組みです。
昔、小学生のときに、太陽の光を虫眼鏡で集めて紙を焦がす実験をやりませんでしたか?
あれは、光をレンズで1点に集めることで高エネルギーにして焼いているのです。
超音波もそれと同じように1点に集中させることができるんですよ。
エネルギーを1点に集中させることで、熱エネルギーを発生させます。
脂肪サポートする高温の56℃以上のエネルギーで、脂肪細胞に狙い撃ちしてアタック。それにより脂肪細胞自体の破壊を期待できます。
そして徐々に老廃物としてリンパ液に溶け込むようになります。
ハイフを受けると、脂肪細胞にダメージが加わるときに、チクチクとした刺激を感じます。
そして少しすると当てたところがポカポカしてきます。
脂肪にダメージが加わって、皮膚内部で熱をもつようになるからです。
その後、脂肪細胞が徐々に死滅し、老廃物として体外に自然に排出されていきます。
脂肪細胞自体を破壊を目的とするので、リバウンドしにくい痩せ方を期待できるのがハイフです。
「ハイフ」のメリットとデメリット(価格相場含む)
ハイフのメリット・デメリットを整理して比較してみます☆
メリット
○1回でも実感が得やすい
唯一脂肪細胞を直接攻撃することができる痩身機器で、即効痩せの味方です。1度受けるだけで、見た目が変わるほどの効果が期待できます。
○リバウンドしにくい痩せ方を目指せる!
脂肪細胞自体を減らせるかもしれないので、リバウンドしにくい痩せ方が期待ができます。
○肌にハリと弾力が生まれる相乗効果
刺激によって創傷治癒効果(傷を治そうとする治癒力)が発生し、コラーゲンやエラスチンの生成が増えます。それに伴い美容効果も期待できます。
○施術後~1ヶ月かけて段階を追って効果を発揮
施術した直後もスッキリするのですが、1ヶ月近くにわたり効果は継続します。3日後、1か月後、と段階を踏んでどんどん破壊された脂肪が、リンパ液に溶けて体外に排出されていきます。
デメリット
○刺激が強く痛い
エステ業界では、施術時の痛みを軽減するマシンがどんどん開発されています。ですがハイフは刺激が強く、チクチクとした鋭い感覚があります。
○脂肪の厚みが2.5センチ以上必要
ある程度脂肪があるところしか施術できませんので、ひじ下や首、鎖骨、足首など脂肪の厚さが少ないところなどは施術ができません。背中やウエストでも、骨の近くは脂肪の厚さが少ないので、避けて照射することになります。
○料金が高額
一般的に料金が高額で、サロンにもよりますが、太ももを1回受けるだけでも2~10万円ほどの値段がします。
結論:【ハイパーナイフ】と【ハイフ】どっちが痩せるの?
「ハイパーナイフ」と「ハイフ」、とちらのマシンが良いかは、その人の体型や状況によります。
ここでは、マシン別おすすめの人を紹介します。
「ハイパーナイフ」は高周波によるポカポカ温熱系、「ハイフ」は超音波によるチクチク刺激系です。
また、ハイパーナイフはマシンの名称のことで、ハイフは技術の名称になります。
似ているようで、両者は全く別物なので混同しないようにしてくださいね。
そして、どちらも安全性が高く燃焼サポートに有効的なマシンです。
選び方として「体型・悩み別」に分けてみました。
脂肪が薄い人・全身痩身したい人は【ハイパーナイフ】がおすすめ
脂肪が少ない部分含めて全身をやりたいという人は、ハイパーナイフを選ぶようにしましょう。
また、刺激に弱い人もハイパーナイフの方がいいかもしれません。温熱で気持ちよく、燃焼をサポートしてくれますよ。
ただ、ハイパーナイフはちゃんと継続的に通うことが大切です。1回しか受けられないようでしたら、ハイフの方が目に見えた効果が出る確率が高いのでハイフがいいでしょう。
脂肪が厚めな人、部分痩身したい人には【ハイフ】がおすすめ
単純に1回だけの効果を考えると、ハイフのほうが脂肪が減って効果が出る可能性が高いでしょう。
しかし、ハイフは脂肪がある程度(2.5センチの厚さ)があるところじゃないと施術できません。なので人や部位によってできない場合がありますので、ポイント集中ケアが向いています。
予算や体質、生活に合わせて選んでくださいね。
まとめ
「ハイパーナイフ」と「ハイフ」、どちらも燃焼サポートしてくれる痩身マシンで、とても人気です。
- ハイパーナイフ・・・広い範囲に刺激を与える。ハイフよりも安い。ラジオ波マシン。
- ハイフ・・・範囲は狭いが刺激強め。実感が得られる。超音波マシン。
どっちがいいか迷ったときは、初回のお試しコースなどを探して一度体験してみるのがオススメです。ぜひ参考にしてみてくださいね。