

ダイエットの中でも、難しいと感じる人が多いのが
「脚痩せ」です。
全身のダイエットはうまくいったのに、なぜか脚だけはなかなか変わらない…ということはよくあります。脚が気になってスカートをためらったり、好きなおしゃれを思いきり楽しめなかったりしますよね。
脚が太く見える理由は、人によって違います。
理由が違えば、合う対策も変わってきます。まずは自分の脚のタイプを知って、合う方法を選んでいきましょう。
そこで
痩身専門店など美容サロンを10年経営し、愛知県でエステ講師をされている専門家(執筆当時)に解説してもらいました!
エステの専門家が、
- 脚が太く見える原因
- 脚痩せを目指すときのコツ
をこっそり教えちゃいます♪
※この記事は、専門家(執筆当時)に執筆していただき、2018年に公開したものです。文中の「私」は執筆者のことで、エステサロンで働いていたころの経験をもとにした説明です。感じ方や変化には個人差があります。
※記事の最後で紹介しているサロンの情報は、2026年10月20日に各サロンの公式サイトで確認しました。
どうして脚が太く見えるの? 4つのタイプ
脚が太いといっても、その理由は人によってさまざまです。
でも、

脚が太く見える4つのタイプは、次のとおりです。
A脂肪・・・・・・・ぷにぷにとした脂肪が脚に多くついている
Bむくみ・・・・・体の中の余分な水分が下半身にたまって、むくんでいる
C筋肉・・・・・・・筋肉が発達して、がっしりした脚に見える
D骨太・・・・・・・生まれつき足首やひざなどの骨が太めで、全体にゴツゴツ、がっしりした脚に見える
あなたはどれに当てはまりそうですか?
ご自身の脚をじっくり見てみましょう。
多いのは「A脂肪」と「Bむくみ」
女性の場合、これを読んでいる方の多くは、
- Aの脂肪
- Bのむくみ
のどちらか、または両方に当てはまるのではないでしょうか。
女性の脚の悩みは、「脂肪」と「むくみ」の2つが中心になることが多いのです。
「D骨太」だと思っている人も
私がエステサロンでお客様のカウンセリングをしていたとき、


とおっしゃる方を時々お見かけしました。ただ、実際に脚を見せていただくと、Aの脂肪やBのむくみが関係していることがほとんどでした。
骨太の方は、たしかに肩や骨盤がしっかりしていることはありますが、それだけで脚全体が太くなるとは限りません。骨が太いと思っていても、太ももやふくらはぎについた脂肪が、太く見える理由になっていることも多いのです。
「C筋肉」が原因と思いがちな人へ
また、「昔運動部だったから筋肉がついちゃって…」と筋肉太りを理由にする方も、何人もいらっしゃいました。ただ、筋肉が脂肪に変わることはありません。運動をやめて筋肉が落ち、使うエネルギーが減ったぶん脂肪がついた、というケースが多く、結局は脂肪やむくみが太く見える理由になっていました。
指で太ももやふくらはぎをつまんでみて、ぷにっとした皮下脂肪がつまめたら、脂肪が関係しているサインかもしれません。
つまり、脚痩せを目指すなら、まずは脂肪とむくみの2つに目を向けて対策をすることが大切です。
まずは【脚の脂肪】に目を向ける
私が痩身エステで働いていたときは、お客様が来店されたきっかけの8割以上が脚痩せ目的でした。
脚の悩みを抱えている方は、本当に多いです。自分ではなかなかどうにもできないからプロに任せたい、という理由で、脚のケアのために痩身エステに通う方がとても多かったように思います。
皆さんがおっしゃることは、だいたい同じで、
・年々筋力が落ちて、脚に脂肪がついてきた
・太ってしまい、脚だけでなく全身に脂肪がついた
・年齢とともにお尻が下がって、太ももにお肉が流れてきた
・全体的に細いのに、脚だけが太く見える
このどれかでした。
脂肪がついた経緯はいろいろですが、どのケースでも、まずやることは同じです。

それだけです。
何が原因で脂肪がついたのかという経緯は、カウンセリングでマニュアルどおりお聞きするのですが、実は経緯はあまり関係なくて、正直なところ聞き流してしまうこともありました(ごめんなさい)
脚痩せを目指すときに最初に必要なのは、脚の体脂肪率や、脚のまわりが何センチなのかといった今の状態を知ること。過去の自分を振り返ることではありません。
今の状態を知ったうえで、今ある脂肪を減らしていくことを考えましょう。
脚の脂肪を減らすための方法やコツは、このあと紹介しますね。
脚の【むくみ】もそのままにしない
脚の対策の基本は、「今ある脂肪を減らすこと」と「脂肪をためこまないこと」です。
食事や運動で脂肪を減らすことはもちろんですが、それと同じくらい気にかけてほしいのがむくみです。
むくみと脂肪は別のものですが、どちらも脚が太く見える理由になります。私は、むくみをそのままにしないことも欠かせないと考えています。
むくみが起こるしくみ
私たちの体には、血液が流れる血管のほかに、リンパ管という管があり、体の中の余分な水分などを運んでいます。
血液やリンパの流れがスムーズなときは、体に水分がたまりにくいのですが、塩分の多いものを食べすぎたり、お酒を飲みすぎたりして体の水分バランスが崩れると、余分な水分がたまって「むくみ」が起こりやすくなります。
ふつうは、ひと晩寝ればむくみが落ち着くことが多いのですが、睡眠不足や冷えなどで血液やリンパの流れが悪い状態が続くと、むくみが長引きやすくなります。
むくみと脂肪は一緒に気になりやすい
脚のむくみで悩んでいる人は、脚の脂肪も気になっていることが多いのではないでしょうか。
- パンプスやヒールをよくはく人
- 冷えを感じやすい人
- 夕方になると脚がパンパンにむくむ人
は、下半身のむくみが気になりやすいので、こまめにいたわってあげましょう。
でも、大丈夫。むくみや脂肪で悩んでいる人も、自分でできることはたくさんあります。

【セルライト】が気になる人は、自宅ケアだけだと時間がかかることも
このあと、痩身エステに行かなくても自宅でできる方法を紹介しますが、
セルライトが気になる人は、自分での手入れだけだと、変化を感じるまでに時間がかかることがあります。

という人のために少し説明しておくと、セルライトは、皮下脂肪が関係して、肌の表面がボコボコと波打ったように見える状態のことです。太ももやお尻、足首のまわりなどに見られることが多いといわれています。
自分で続けても変化がまったくないというわけではありませんが、時間がかかることが多いです。
そのため、まずはこれから紹介する方法を自宅で試してみて、自分だけでは難しいと感じたら、痩身エステに通うことも選択肢に入れてみてください。
セルライトについては、こちらの記事でくわしく紹介しています。
自宅でできる脚のケア3選
太ももの裏やお尻を手で触ってみたとき、お腹に比べてひんやりしていませんか?脚が冷えていると、血液やリンパの流れも滞りがちです。
自宅ケアの3つのポイント
1.体を温める⇒2.脚をもみほぐす⇒3.巡りを意識して流す
この3つを意識しながら、自宅でできる方法を紹介します。
①お風呂で温めながらマッサージ
お風呂は、脚のお手入れにぴったりの場所です。湯船につかると体が温まり、血行がよくなります。
できれば毎日、湯船につかるようにしましょう。途中で休憩を入れながら、20分ほどを目安にするのがおすすめです。長く入るのが苦手な人は、半身浴でもOKです。
※のぼせやすい方や、体調がすぐれない日は無理をしないでください。
<湯船でできる簡単マッサージ>
[1]足の指をグーパーグーパーと数回開いたり閉じたりする

[2]足首を両手でつかみ、そのまま上に滑らせながら膝までぐ~っと押し流す。10回。

[3]膝裏のリンパ節(膝のお皿のちょうど真裏にあたる部分)を親指でやさしく押す。5回。
[4]手を拳にして、太もも全体を拳で下から上にさする。10回
[5]脂肪が気になるところは、手でしっかりもみほぐす。
体が温まった状態でもみほぐすと、脚がほぐれやすくなります。
お風呂から上がったら、ストレッチをして筋肉をやわらかくし、血液やリンパの巡りをうながしましょう。
痩身エステでも、体を温めてからマッサージをする流れはよく取り入れられています。自宅でもまねしやすいので、毎日の習慣にしてみてください。
②筋肉太りが心配な人にこそ、筋トレを

筋トレは、ムキムキになりたい人だけがするものではありません。脂肪を減らしたい人にもおすすめです。
運動で筋肉の量を増やすには時間がかかりますが、筋トレのあとは、しばらく代謝が高い状態が続くといわれています。


と心配になるかもしれませんが、それは大丈夫です。
がんばってトレーニングをしてプロテインを飲んでも、数か月で筋肉は少ししか増えません。
筋肉を増やすのはそれだけ大変なことで、少しトレーニングしただけですぐにムキムキになることはないので、ご安心ください。
筋肉が大きく育つのには男性ホルモンが関わっているので、女性が、アスリートやボディビルダーのような本格的なトレーニングをせずに、脚が太く見えるほど筋肉をつけるのはなかなか難しいことです。
ですから、安心して筋トレを取り入れてみましょう!
- スクワット
- 脚上げ
- ヨガ
などがおすすめです。
筋トレの前後に、ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動を組み合わせるのもよい方法です。できない日は筋トレだけでもいいので、無理のない範囲で続けてみてください。
③むくみをためにくい【生活習慣】を意識する
いつも何気なくしている生活習慣の中に、脚が太く見える原因がかくれているかもしれません。生活習慣を見直して、体の内側から整えていくことも大事です。
ちょっとした工夫でできるポイントを紹介しますので、ぜひ試してみてください。
体全体の健康づくりにもなりますし、むくみにくい食事を知っておくことは、セルライトが気になる人にも役立ちます。

●カリウムをとる
パセリ・ホウレンソウ・イチゴ・バナナなど
カリウムには、むくみの原因になるナトリウム(塩分)を体の外に出しやすくする働きがあるといわれています。むくみやすい人は、意識してとりたい栄養素です。
※腎臓の病気などで食事の制限がある方は、医師に相談してからにしてください。
●塩分やアルコールを控える
濃い味の食事やお酒は、むくみやすくなる原因の一つです。
薄味を心がけて、お酒や外食を控えるだけでも、脚のむくみが気になりにくくなることがあります。
●長時間同じ姿勢はNG
デスクワークの方は特に注意です。
長い時間同じ姿勢でいると、血液の流れが悪くなり、むくみやすくなります。
座りっぱなしや立ちっぱなしの状態が続くと、重力で下半身に水分がたまりやすくなります。こまめに体を動かして、血液の流れをよくしましょう。
●きつめの服や靴はNG
きつい靴や、ウエストを締めつける服は、血液の流れを悪くして、むくみの原因になることがあります。自分のサイズに合った服や靴を選ぶようにしましょう。
脇の下にはリンパ節があるので、下着の締めつけにも気を配りたいところです。
●睡眠不足、ストレスに気を付ける
睡眠不足やストレスも、むくみにつながることがあります。しっかり休んで疲れをためないように、健康的な生活を心がけましょう。
こうした習慣は、すぐに変化が出るものではありません。少なくとも半年ほどは続けてみてください。
【痩身エステ】でプロに任せるのも一つの方法
自宅での取り組みも大事ですが、続けるのが大変で時間もかかるので、痩身エステのプロに任せてみるのも一つの方法です。
特に、自分だけではなかなか変化を感じにくいセルライトが気になる人は、プロに相談してみるのもよいと思います。
痩身エステのメニューは、
1温める⇒2もみほぐす⇒3リンパマッサージで流す
という流れで組まれていることが多く、むくみと脂肪の両方に目を向けたケアができるように考えられています。
サロンでの施術の流れの例☆

▲キレイサローネのゲルママット
まず、マッサージの前に全身の血行をよくするために、遠赤外線ドームやヒートマットで体を温めます。
そのあと、ラジオ波やキャビテーション、エンダモロジーといった痩身用の機器で、脂肪が気になる部分をもみほぐしていきます。
マシンの種類にもよりますが、先にローラーがついていて吸い込みながらもみほぐすタイプもあれば、マシンが温かくなって、温めながらもみほぐすタイプもあり、サロンによってさまざまです。
そして最後に、むくみの原因になる余分な水分を流すことを目的に、リンパマッサージをします。
このように、血行をよくして、温めながらもみほぐし、最後に流すという流れで、まとめてケアできるように組み立てられています。
施術を受けたあとの数日間の過ごし方
施術の直後の感じ方は人それぞれですが、私が大切だと思うのは、施術を受けたあとの数日間の過ごし方です。

サロンにもよりますが、執筆当時は、週1~2回のペースで3か月ほど通うプランを組むサロンが多かったです。
また、食事や運動などのホームケアについてアドバイスしてもらえるサロンもあるので、一人ではなかなかやる気が続かない人でも、途中であきらめずに続けやすくなりますよ。
痩身エステに通っていても、運動や食事、ホームケアといった自宅での毎日の積み重ねは欠かせません。痩身エステと自宅でのケアを上手に組み合わせながら、続けてくださいね☆
脚のコースがあるエステサロン

サロンにはそれぞれ得意な分野がありますが、脚のケアで紹介したいのが次の3つのサロンです。
自分に合う方法を見つけて、無理なく続けてみてください。



