痩身エステに行ってみたいけど
などトラブルの不安があってなかなか足が進まない女性も多いと思います。
たしかに一昔前は契約書を書くまでスタッフで囲んで返さないなどの強引な勧誘の話はありました。
しかし昨今のエステ業界の意識は変わって、強引な勧誘は減り、消費者保護の法律もできるなど滅多にトラブルは起こらなくなりました。
それでも一部の怪しいエステサロンだったりすると、サロンに都合のいい契約をさせたり、違約金問題などが今だに起きています。
トラブルは事前に対策や知識を知っているかどうかで、回避できる確率がアップします。日頃災害対策の準備をしてない家に大震災がきたらパニックになるのと一緒です。
この記事では、トラブルを回避するための知っておきたいトラブル対策の知識を解説します。
目次
実は簡単!? 強引な勧誘への対策
何と言っても、エステ心配事No1は「勧誘」です。これは今も昔も変わりません。
昔よりは減ってきたしたが、やはり嫌な思いをした女性の体験談を聞くことがあります。
はじめてサロンに体験に行って、もう少し検討してから決めたいと思っているのに、入会をしつこく誘われないか心配ですよね。
しつこい勧誘も事前に対策を知っているかどうかで変わってきます。
強引な勧誘が多いサロン
まずサロン選びの段階で、強引な勧誘がないサロンがわかったら、それに越したことはありません。
お客さんの気持ちを考えず押し売りしてくるような企業は、やはりサロン接客以外の部分でも怪しげな点があります。
サロンを決める時に見て欲しいポイントがあります。
強引な勧誘をするサロンの特徴は
- キャッチセールスを行っている
- カウンセラーと施術者が別々
- 勧誘が酷いエステティシャンはそもそも施術が下手
- 過大広告で痩身効果を宣伝している
などです。
逆にこういうサロンを選ぶといい見分け方もあります。
詳しく知りたい方はこちらの記事で解説しているのでご覧ください。
勧誘の断り方
エステでの勧誘とオススメは違います。
痩身エステは一度で痩せるのではなく、ある程度の期間通う必要があります。だからメニュープランのオススメはしてきます。
しかし、お客さんがそのオススメプランは通う気がない、一度帰って検討したいと思っているのに、「ハイ」というまで口説いてきたり、複数のスタッフで囲んで圧をかけたりするのは勧誘です。
ではもし厳しい勧誘にあってしまったらどうしたらいいでしょうか。
あなたがスタッフに対して、何と言うかで変わってきます。
言わない方が良いフレーズ
とても言ってしまうお客さんが多いですが、この2つのフレーズは勧誘を長引かせます。
定番フレーズなので、スタッフも説得文句を用意しているからです。相手のペースに巻き込まれやすく、控えてほしい言葉です。
オススメのフレーズ
「はっきりと断る」
え? そんな簡単なこと? と思うかもしれませんが、キッパリ意思表示するお客さんにはサロンもあまりしつこくしません。
日本人の文化として空気を察して、断定して言わない人が多いですが、どっちつかずの返答は勧誘を長引かせます。
強く意思をもって、しっかり自分の気持ちを伝えるのがベストです。
もっと「勧誘の断り方」を知りたい方はこちらを参考にしてください。
痩身エステでの怪我。よく聞くアザと火傷の対策。
などのトラブルを一度は聞いたことがあると思います。
最近のエステ環境は、マシンも安全性が高くなっていますし、エステ技術も体系化され、このような怪我はほぼ無いです。
しかし、その日のお客さんの体調やマシンとの相性などで起きることもあり、エステティシャンも人なので予期せぬことになる可能性はあります。
アザは強すぎるハンドマッサージ・揉み出しで起こりやすいので、痛いのに我慢して受けないようにしてください。強ければ強いほど効くというのは間違いです。
火傷は痩身マシンのHIFU(ハイフ)でたまに聞かれます。ハイフは超音波を皮下脂肪に当てられ効果が期待される最先端マシンとして人気になってきました。しかし、トラブルも同時に聞かれるようになり、2017年に国民生活センターがハイフに関する注意喚起をだすこともありました。
ハイフにも「ウルトラフォーマ」や「サーマクール」などいろいろ種類があります。サロンやクリニックによって扱う機種が違うので、トラブルを避けるためには、サロン・クリニック選びをしっかり調べてから決めてください。
もっと詳細に知りたい方はこちらの記事も参考にしてください。
中途解約すると違約金? 実は法律を知るだけで回避可能。
ある程度お高い料金になる痩身エステでは、やはり契約によるトラブル・相談が多いです。
昔にエステでもトラブルが相次いだため、高額な取引では消費者保護のための法律が作られました。
法律と聞くと難しそうですが、最低限知ってほしいのは2つだけです。
「クーリングオフ」と「中途解約」の基本は必ず知っておいてください。エステに限らず普段の買い物にも関係があります。これはとても重要です。
内容としては、
1ヶ月を超える契約期間で5万円を超える契約金額の契約では
- 契約日から8日以内:クーリング・オフが可能。違約金なし。
- 契約日から8日を超える:中途解約が可能。違約金あり。
というものです。
でも無視して応じないサロンもあるのでは? と思うかもしれませんが、「特定商取引法」という法律でサロン側は応じないといけません。
必ず覚えておきましょう。
また、1人では不安で契約に関して誰かに相談したい方は
「AEA エステティック消費者相談センター(一般社団法人日本エステティック業協会)
電話番号 03-5212-8805」
などに連絡してみてください。
契約に関してもっと知りたい方は以下の記事に詳しく書いてあるので参考にしてください。
痩せなかったら返金請求できる? エステ通いの心構えとは?
前述したように、契約途中でしたらクーリングオフ・中途解約できますが、メニュー・コースが全て完了した場合はどうでしょうか。
痩せられると思って契約して通ってみたが効果が得られなかったら、お金は返してもらえるんでしょうか?
基本的には痩せなかったの理由で返金請求はできません。
法律なので細かいことはここでは省きますが、 民法上の「債務不履行」にあたらないからです。
でも、返金請求できないほうが良いと思いませんか?
- コース完了しても痩せてなかったらお金返ってくると思ってたら真剣にできますか?
- きっちり計画したメニューコースを契約期間ちゃんと通えますか?
- 誰も観てないところでシンドイときにがんばれますか?
退路を断ってないと人間はすぐ怠けたくなります。だからあなたが理想の体型になって素敵なライフスタイルになるためにも、お金をかけた元を必ず取るつもりで懸命に取り組んでほしいんです。
返金請求に関しては法律用語が出てきて難しそうですが(汗)詳しく知りたい方はこちらの記事も読んでみてください。
まとめ
痩身エステでダイエットを成功することは楽しく通うことです。
ダイエッターの中には、痩身エステに行くのが楽しくない・つまらないのを我慢して、ストイックに頑張るひともいますが、効果が出にくいです。
過度に我慢するとストレスなどで体調も崩しやすくなります。
痩身エステ利用のコツは、気持ちよくサロンに通うことです。予期せぬトラブルに遭遇することは残念ですが誰しもあります。
しかし、準備をしているかしてないかで変わってきます。ほんの少し法律を知っているだけで回避できたりします。
せっかく美しく綺麗になって素敵なスタイルになるためにエステに通うのですから、気持ちよく楽しんで通ってください☆
あなたのダイエットが成功し素晴らしい姿に生まれ変わることを祈っています。